山一食品は函館で美味しい珍味を製造しています

山一食品は函館市内、海の近くにある会社です。
函館の味覚といえば、やはりイカがその筆頭でしょう。
イカ刺し、焼きイカ、イカのゴロ焼き、塩辛・・・。その調理法はキリがありません。
そして、塩辛やさきいかなどのいわゆる珍味と呼ばれるものもその種類は数限りなくあります。
函館市内には珍味工場が多数存在し、どの工場も独自の味作りに日々努力しています。
私どもは、その土地だからこそできる新鮮処理を施し、独自の方法で美味しく安全な加工品を製造しております。

【衛生管理】
製品に関してはもちろんのこと、工場内、従業員一同、「消費者の皆様が安心して口にすることのできる美味しい食品づくり」第一に考え、日々衛生管理には細心の注意を払っております。
完成した製品は毎日、当社内にある製品検査室にて、水分、塩分、pH、水分活性の検査を受け合格したロットの製品のみ包装工程に渡されます。また、一般生菌数、大腸菌群、腸炎ビブリオ、サルモネラ、真菌の検査も同時に実施し日々記録管理しております。

【製品作り】
山一食品では、安定した製品の供給に気を配っております。いつ食べても変わりのない味を楽しんでいただけますよう年間を通して製品の管理をしています。 では、山一食品の味とはどんなものか?
それは、最新技術の機械を導入すると共に、人の手によって細かな味わいを作り出すことです。例えば、現在はすべてオートメーション化しているスモーク工程においても実際に燻る作業を人間の手で怠りなく行っております。手間がかかった分、その味は他にはないものとなります。
どうぞ、いちど山一食品の製品をご賞味下さい。

■原料イカの買い付け方法
当社原料仕入れ担当者が、函館・釧路に水揚げされる木箱イカを自分の目で見て(鮮度・サイズなど)競り落とします。また、その他の地区(様似・浦河・紋別・根室・羅臼・網走・八戸)で水揚げされる原料イカも。当社と付き合いの古いその地区で最も信用される業者から仕入れています。

■原料イカの保管方法
仕入れ当日生処理する以外の原料イカは、すべて当社の冷蔵庫にて急速凍結し、保管します。(函館 4650トン、釧路 3600トン)また、当社の冷蔵庫は天井コイルの冷却方法をとっており、通常の営業倉庫の送風式冷却と違い、庫内の空気の対流がないため品物が乾燥しない利点があります。

■生処理工程
1日に函館、釧路合わせて最大で約36トンの原料イカを処理することが出来ます。他社との最大の違いは、この生処理過程を自社でするか、下請けに委託するかです。当社は原料から製品まで、すべて自社にて処理しますが大手のほとんどは、生処理は下請け委託、もしくは市販の半製品(ダルマ)を購入して製品を生産しています。

■製品製造工程
製品の生産能力は、ロースター7台、焙焼機1台、裂き機53台、乾燥機3台で、1日に約8トンの製品を出荷することができます。

■包装工程
以前は原料での出荷が8割をしめていましたが、ここ5年ほどの間に小袋(最終完成品)の形での出荷が8割を占めるようになりました。1日の包装個数が4万パックをこえることもあります。

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